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外国人採用の際によく聞く日本語能力試験とは?

外国人採用の際によく聞く日本語能力試験とは?

外国の方を採用となった際にやはり気になるのが、日本語能力。近年、社内公用語が英語という企業も多くなってきていますが、日本で生活するためにはある程度の日本語力が必要になります。この「ある程度」とは一体どれくらいのものなのでしょうか?また、それを測るものはあるのでしょうか?

 

それが日本語能力試験(JLPT)というものです。

日本語能力試験 JLPT

 

JLPT(日本語能力検定)とは日本語を母国語としない方のための日本語能力を測定するための検定です。1984年より国際交流基金と日本国際教育支援協会の2団体の共催で実施されています。現在では日本国内45都道府県と海外の65の国と地域の210都市で実施されています。(2015年12月実施分)2014年度は全世界で約60万人の方が受験されています。

日本語能力を測るもので、日本人でいう実用英語技能検定(英検)に近いです。

 

 

 

日本語能力試験は何級ならビジネスレベルなのか?

 

JLPT(日本語能力検定)では英検同様、「読む」力と「聞く」力の試験でレベル認定します。N1、N2、N3、N4、N5の5段階のレベルがあります。Nは「日本語」の略になります。一番やさしいレベルがN5です。一番難しいのがN1です。検定級は基本的に英検とリンクしていると考えても大丈夫です。

 

 

 

N5~N4レベル

 

 

N5N4では主に教室内で学ぶ基本的な日本語が理解できるかのレベルです。漢字の読みは小学生低学年レベルの漢字の読みが理解できるレベルです。一般的な社会生活ではスーパーやコンビニでの買い物が出来たり、パーティーの場などで敬語は使わずに簡単な自己紹介が出来て、相手の話も住まいや年齢、家族構成の話しが出来るレベルとなります。

 

 

 

N3レベル

 

 

N3はN2、N1への橋渡し的なレベルといえます。短文の理解や言い換え表現(どんどん=次々に)など日常的な場面での日本語が理解できるレベルです。仕事でいうとレストランのホールでの接客やオフィスでの簡単な電話の取り次ぎやゆっくりしたスピードの会話なら会議に参加することも可能です。日本語のみで日本人と一緒に働くことが可能なレベルです。このレベルになると簡単な日本語を使う仕事、マニュアルがある仕事が可能になります。

 

 

 

N2~N1レベル

 

 

もうこのレベルまで達すると基本的に日本語に関しては何も問題はありません。日本語の新聞も読む事も出来て、会議や打ち合わせの場でも通常のスピードの聞き取りもOKで積極的に発言を求めることが出来るレベルです。漢字は中学生以上のレベルの漢字の読みが出来ます。

 

以下は日本語能力検定の問題例です。以外に難しいですよね?

 

 

 

 

JPLT持ってない人は仕事出来ない?

 

全くそんなことはありません。JLPTはレベルの認定であってJPLTを受けていなくても、日本で働いていて日常会話レベルが出来る外国人はたくさんいます。実際にこの認定を持っていなくても、日本語の流暢な方はたくさんいます。日本人でいうTOEICを持っていないけど、英検は持っているという状況に似ています。求人票や採用条件に「JLPT N1レベル」という表記をよく見ますが、日本企業で働きたい外国の方にとってはハードルがとても高く感じます

 

なぜならば、彼らは聞くことと読むことは日常会話も超えビジネスレベルの高い日本語能力を持っていたとしても「漢字」の読みが苦手に感じ、JLPTの認定を躊躇している方が多い現実です。中国や台湾など母国語でも漢字を使う言語を使っている国の方にとってハードルは低いのですが、アルファベットを使う母国語圏の外国の方にとってはハードルがとても高いのです。

よく実際に外国の方を採用している企業様から上がるのが、漢字圏出身者でN1取得の人でも、日本語があまり話せない人がいることや、逆に英語圏出身者でN2しか持っていないが、日本語が流暢に話せる方がいます。一概にN1を持っているから大丈夫やN2持っているからダメとは言い切れません。

 

 

 

優秀だけど漢字が苦手な外国人を採用するには?

 

電話や会議のコミュニケーションは日本語、メールはローマ字で打つのはいかがでしょうか?

 

明日の会議は延期になりました。とメールで伝えたい所を「Ashitano kaigi wa ennki ni narimasita」とローマ字打ちすれば彼らは理解することができます。

 

せっかくの外国人採用、お互いコミュニケーションのレベルを合わせる事で上手くいくはずです。日本語がペラペラでなくても優秀な方はたくさんいらっしゃいます。そのような方を取りこぼさないように採用していきましょう。

 

 

引用 日本語能力検定ホームページ

 

 

 

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